佐賀県の県庁所在地で、同県最大の人口を擁する佐賀市。市内には邪馬台国の代表的な遺跡で、弥生時代最大規模の環濠集落である「吉野ケ里遺跡」が存在します。弥生時代の複合集落が忠実に復元されており、足を踏み入れるとまるでタイムスリップしたかのような当時の雰囲気を味わうことができます。また、市内の中心部には、三方を濠に囲まれた佐賀城公園が存在します。公園内には当時の藩主鍋島氏の居住であった佐賀城跡が一帯に広がっており、その一部は現在国の重要文化財に指定されるなど、非常に歴史的価値が高い、九州を代表とする名城の一つです。弥生時代を体感し、幕末・維新期に思いを馳せることが出来る、悠久の歴史を持つ街です。